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【書評】為末大の諦める力を読んで【諦めることは恥ではない】

【書評】為末大の諦める力を読んで【諦めることは恥ではない】ことを説明する
困っている人

・諦める力ってなんだ?

・どうやら本があるらしい…

・どんな本か気になるな。

 

こういった疑問・お悩みにお答えします。

 

本記事の内容

  1. 為末大とは
  2. 諦める力の内容
  3. 諦めるとはネガティブなのか
  4. 諦めたからこそみえる自分の軸
  5. 諦める決断をするのは自分です

本記事の信頼性

今回は、諦める力の書評をします。

 

世界選手権400メートルハードル銅メダルの、為末大さんの書籍になります。

 

本書は、教育者やスポーツに力を注いできた人に特におすすめです。

 

自分の挫折経験や失敗は、決して無駄ではない。

 

むしろ、社会にはプラスであることを教えてくれます。

 

あなたの視野を広げるためにも、人生で一度は手にとって読みたい一冊です。

 

それでは、いきましょう。
Hikino

 

為末大とは

為末大とは誰か説明する

為末大さんとは、世界選手権男子400メートルハードルで、銅メダルを獲得された、元トップアスリートです。

 

現在は、陸上の世界だけでなく、SNSや書籍の出版、コメンテーターなど、幅広い活躍をされています。

 

独特の視点の持ち主であり、アスリートならではの鋭い指摘は、さすがだと思うのと、世界をみてきたからこその視点だと思います。

 

諦める力の内容

諦める力の内容を伝える

 

諦める力の内容をざっくりとお話します。

 

本書は、「諦める」ことは、悪いことではないと謳っています。

 

むしろ、日本人は謎の美学が邪魔をし、優れた才能を自ら潰しにかかっています。

 

諦めることは、ネガティブに捉えられがちですが、諦める=正しい選択をすることで、自分の人生が豊かになり、人生の軌道を修正することができます

 

そんな、日本人の謎の美学を、真っ向から叩き潰す内容が記されているのが、本書の特徴です。

 

誇張とかなく、マジです。

 

少し古い本になりますが、2020年現在でも、十分に役立つ内容が多々あり、もっと日本人は参考にしたほうがいいと思います。

 

とくに、昭和世代のおじさんたち。

 

ではでは、細かい内容をお話していきましょう。

 

諦めるとはネガティブなのか

諦めるとはネガティブなのかどうか説明する

日本人の多くは、諦める=ネガティブと捉えます。

 

でも、すべてネガティブというわけではないですよね。

 

為末さんは、諦める=正しい選択としています。

 

漢和辞典で、「諦」の字を調べてみると、「思い切る」「断念する」という意味より先に「あきらかにする」「つまびらかにする」という意味が記されていた。それがいつからネガティブな解釈に変化したのか、僕にはわからない。しかし、「諦める」という言葉には、決して後ろ向きな意味しかないわけではないことは知っておいていいと思う。

引用元:諦める力 P9

 

具体的に、諦める=正しい選択をみていきましょう。

 

勝てるフィールド見極める

為末さんは、18歳のとき、陸上の花形ともいえる100メートルから、400メートルハードルに種目を変更しています。

 

当時は、納得いかなかったようですが、今は正しい選択だった振り返っているようです。

 

僕は一〇〇メートルを走ることを諦め、四〇〇メートルと四〇〇メートルハードルに絞ることにした。

高校三年生、一八歳の僕としては、人生の転機とも言うべき苦しい決断だった。

引用元:諦める力 P23

 

こういう選択の仕方は、現代社会に通ずるものがあります。

 

為末さんは、18歳という若さで、自分に向き合い、ベストな選択肢をしました。

 

しかし、多くの人は思い切りの選択をしません。

 

なぜなら、怖いから、不安だからです。

 

本当は、IT系が向いてるのに、不動産で働いていたり、自分は広報としてマーケティングが得意なのに、なぜか店頭で接客をしている。

 

日本人は、選択をしないことが当たり前だと思っています。妥協ですね。

 

しかし、自分が活躍できる場所を考えたとき、価値を発揮できる場所を考えたとき、ここじゃないと気づけるはずです

 

そんなときは、思考停止で諦める選択をしましょう。

 

自分が勝てるフィールドはほかにある、勝つために必要な諦める=正しい選択です。

 

近年の傾向で、ようやく転職が当たり前になりつつあり、自分の勝てるフィールドを見極めることができる人が増えてきました。

 

今後は、もっと増えると思っています。

 

諦めないと代償が大きい

諦めないことの代償が大きいです。

 

例えば、ビジネスは露骨にあらわれます。

 

例えば、新規ビジネスを500万円かけて始めるとします。

3ヶ月の期限を設けて、3ヶ月経っても利益がでなければ、即撤退です。

 

ここで、実際に利益が上がらず、即撤退する経営者と、粘る経営者とで、大きな差が生まれます。

 

前者は、次のビジネスに着手し、次のビジネスであっという間に500万円の赤字を回収できるかもしれません。

 

しかし、後者は、半年、1年と続け、結果として500万円の赤字だったものが、1,000万円の赤字になり、会社をたたむことになりました。

 

この差ってなんでしょうか。

 

それは、諦めたか諦めなかったかの違いです。

 

この場合の諦めるは、かなり正義の諦めるですよね。

 

その後の会社の存続、社員の生活にも関わってきますから。

 

日本人は難しく考えすぎなので、むしろこのくらいあっさりしてるほうがちょうどいいです。

 

諦める=飽きたでもいい

飽きたから辞める、これも立派な選択だと思います。

 

もっと続けろ、せっかく頑張ったのに諦めるのか!?なんて周りはいってくるかもしれません。

 

無視でOKです

 

なぜなら、そこで諦めることで、ほかの分野で成功する可能性が生まれるからです。

 

「これは私に合わなかったけど、合うところに行けばもっともっと成長できるかもしれないし、もっと高みに行けるかもしれない」

引用元:諦める力 P74

 

こういう発想ができたら、人生がもっと豊かになり、ストレスフリーになりますよ。

 

諦めたからこそみえる自分の軸

諦めたからこそみえる自分の軸を説明する

諦めることが、決してネガティブなことではないとお話してきました。

 

次は、自分の軸についてのお話です。

 

選択をするとき、人は自分の軸に従って選択しているといわれています。

 

諦めたからこそ、自分の本当の軸がみえてくるものです。

 

自分の軸は自分で決める

すごく当たり前なことですよね。

 

でも、ほとんどの人は自分の軸にそって決定できていません。

 

なぜなら、外的影響が大きいからです。

 

身内の想いや、世間からの目、それらが自分の軸に影響し、いつしか自分の軸がブレブレになっています。

 

しかし、諦めた人の軸は、かなりクリアになります。

 

人生をリセットしたような感じになるからですね。

 

他人が決めたランキングに惑わされない

引用元:諦める力 P123

 

自分の軸を保つにあたって、大切な思考です。

 

すごくシンプルなことですが、人は人、自分は自分、これができる人は、ビジネスでも私生活でもなにかと成功しやすいように思えます。

 

人が決めたランキングや評価なんて、しょせん適当ですからね。

 

そんなのに惑わされてたら、人生疲弊だらけです。

 

選択をするとき、この選択は自分の軸にそったものかどうか意識をしてみてください。

 

軸がぶれない人は選択肢が無数にある

あなたは、働く上で、生きる上で、目標や目的があると思います。

 

おそらく、その目標や目的を達成するために、軸が存在するでしょう。

 

そこで問いかけてほしいです。

 

あなたの目標や目的は、あなたが諦める選択をすると達成できませんか。

 

実は、ほとんどの人がNOだと思います。

 

就職を例に考えてみましょう

ある大手企業に就職して、一流のマーケターになりたい学生がいます。

 

面接で落ちてしまい、ほかのマーケティング会社を受けることになりました。

 

希望の企業は落ちましたが、ほかのマーケティング会社2社から内定をもらいました。

 

さて、学生はどう判断するのがベストでしょうか。

 

答えは誰もわかりませんが、ベストな判断をする手助けをすることができます。

 

一流のマーケターには、希望の大手企業に就職しないとなれないのでしょうか。

 

そんなことはないですよね。

 

ほかのマーケティング企業でも、十分に一流のマーケターになることはできます。

 

大手企業を諦めても、学生の目標(軸)はぶれていませんよね。

 

世の中、こんな感じで溢れてますよ。

 

何かを選択するときは、冷静に考えてください。

 

軸がぶれない人は、選択肢が無数にあります。

 

AがだめでもBがある、BがだめでもCがある、人生こんなもんですよ。

 

プロスポーツ選手は例外ですが。

 

諦める決断をするのは自分です

諦める決断をするのは自分ですということを説明する

これは当たり前ですね。

 

結局、最後は自分です。

 

日本人は、もっとやめる練習をしたほうがいい。具体的には、外の世界がどうなっているかを定期的に観察し、なるべくたくさんの経験を持つということだ。やめることにはそれなりのリスクがあるというのは正しい。ただ、大事なのは何が危険かを理解することだ。実際の危険と、本人が恐れている感情の間には、とても大きな距離がある。

引用元:諦める力 P236

 

実のところ、経験したことないから、ビビってるだけって人はたくさんいます

 

いつまでも、先延ばしにせず、諦めるときは、すんなり諦めましょう。

 

なにか一つ諦めたところで、人間そう簡単に死ぬことはないので。

 

まとめ:諦めて成長を繰り返す

まとめ:諦めて成長を繰り返すことを説明する

今回は、諦める力の書評をしました。

 

日本人は、謎の固定観念がたくさんあり、諦めることをネガティブに捉えがちです。

 

しかし、本書を読むことで、少しでもネガティブ要素を取り除けるのではないかと思います。

 

ストレスフリーで生きたい人は、「諦める」ことを念頭においておきましょう。

 

ありがとうございました。
Hikino

 

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